2012年 01月 22日
小さく前に進んでます |
今年に入りやっと更新です
今日はこの子「みぞれさん」の進捗状況を報告します
みぞれさん・・・ゲージ暮らしを始め1年以上がすぎ、
やっと最近自発的にキッチンカウンターまで来ることができるようになりました
あと・・・なんと全く吐かなくなりました!(ノω・、) ウゥ・・
とにかく、吐いて、吐いて、
吐いてるうちに貧血で倒れることもあるほどで、パタンと倒れるんです。
病院に連れて行っても、食事をどんなに取り寄せて替えてもダメでした。
そして痩せていく・・・
そんな切羽詰まった状況で始めたのが「手作りごはん」
最初は、それでも固形物があれば吐いてました。
どんなにクタクタに煮た野菜でも・・・
今はこれで大丈夫
この日のメニューは
左は、鶏肉の胸肉を半生でさっと湯がいてフードプロセッサーにかけたものに
野菜(これは小松菜、人参、さつまいも、を煮たの)と
おからとひじきを鶏肉を茹でたスープにほんの少し本だしを入れ
卵の黄身と桜エビの干し物を炒ってフードプロセッサーで細かくしたのを鶏肉に混ぜたごはんです。
右はぶりのアラを水煮にして、フライパンで炒ったフレーク(味付けなし)
固形物っぽいのでは
鳥のひき肉でシイタケと豆腐といんげんとニンジンのハンバーグも食べれれます。
とにかく、野菜も植物性のタンパク質も、炭水化物(いも類)も必ず入れています。
毛玉をたまーに吐く程度で、食べたものを吐くことはなくなりました^^
そして、何気に元気がでてきて、ウンチもちゃんと出るようになり、
お外にもこうやって出るようになりました
ただ、この関節のグニャグニャはまだまだです・・・
みぞれさんは2歳半まで一人っ子で、その頃弟も一緒に住んでましたので
もう、猫っ可愛がりが競争で、どんどん我儘な女になっていってしまいました。
日中はみんな仕事にでかけ一人ぼっち
その埋め合わせをするように、にゃーと鳴けば、「どうしたの?何してほしいの?」と
とにかく一人で可哀想だったから・・・とマンションの廊下に散歩まで連れ出し
要求することを三人の大人がかわるがわるするということなんかしちゃってダメ飼い主丸出し!
その上、この子はどうやら賢い子だったらしく
どうも、どうすれば人を操れれるかを学習してしまいました・・・
気がついたときは手遅れ・・・凶暴化もしてきたんです
一歳ぐらいでヤバイ!とようやく気がつく始末。とほほ・・・
みぞれが凶暴猫になる大きな事がこの頃実はありました。
当時行ってた動物病院で避妊手術をするために預けたんですが
そこから帰って来てからがもう、ひっかく、噛みつく、大声でわめく、おびえる。
旦那と「この子いったい病院で何されたんだろう・・・まるでレイプにあった女の子みたい」
っていう事があり、どうやっても神経質な部分が引いていかない。
血尿、頻尿が少しずつ悪化・・・(そのあと二度とそこの病院は行かなくなりました。)
凶暴すぎて病院に連れて行っても診察を断られる始末。
そして、自分の要求を受け入れてもらうためにアリとあらゆる事をやるようになってしまったんです。
深夜だろうが早朝だろうがおかまいなし!
叱っても、無視しても全くだめ!
逆に、叱ったり知らん顔するとおしっこをする
扉をガタガタ音をされ気を引く
金属の玄関ポストに爪をたてキィーーーーとひっかくか、バンバン叩く、騒ぐ、
果ては胸の上に乗っておしっこをする・・・
特に散歩に行きたいと、30分散歩してもまた行きたいと、玄関に行って騒ぎその場におしっこ・・
一時玄関はペットシートに埋もれてました。
猫は子どものころから飼っていたので
正直なところこんなに手間がかかる子になるなんて思ってもいませんでした。
いや、どんなに甘やかしても人間を操作する猫なんていませんでしたし・・・
叱って凶暴化する子もいませんでした
そして、2歳半過ぎたころにフィガロがやってきました。
そこで変化がありました。
玄関でおしっこをすることがなくなったんです
たぶん玄関でおしっこをすると私が「だめでしょ!」と怒る、
それを見てフィガロが追っかけまわすようになったのが原因ではないかと思います。
やはりどんなに凶暴であっても男の子が本気で怒ると負けるんです。
そんなこともあり、社会性という意味でちょっと学習できるようになりました。
なにより、私を一人占めできないということも学び、
操作することや無茶な要求することも減ってゆきました。
夜の散歩ももうしないと決めると、玄関で騒ぎだすみぞれにフィガロが走っていく、
するともう意識が別のところに行き、そのうち散歩も忘れる。という結果が生まれました。
寂しくないけどちょっとうっとおしいフィガロとの
微妙な立ち位置でバランスを保って生活してました。
ところが、8歳を過ぎ
銀杏を拾ってから、みぞれの受難の日が始まりました。
なぜか、みぞれは銀杏が大っきらい!(すずは割合大丈夫)
なのに追っかけられる、それが嫌で嫌で
それからというもの、マンションの中央にある日の当らない本棚から降りなくなってしまったんです。
もともとフィガロともそんなに仲がいい訳でなく距離感もっていた関係
そんな生活に土足で踏みいられたってところでしょうか
一匹ならなんとかかわせるが、二匹は無理!
と、孤独な生活が始まってしまいました。
嫌がれば面白がる男の子。嫌だ嫌だと怒るみぞれを銀は興味深々。
すずりみたいにつっかかっていけば銀杏も何もしないのにギャーギャーいうから面白がる・・・
一気に血尿の悪化・・・頻尿・・・怒ると興奮してのおしっこの漏らし&拒絶行為としてのおしっこ
そして、何を食べても吐く、一歩たりとも動かない
保護用のゲージに入れると、同じ目線にいる猫たちが気に入らないのでまたおしっこと絶叫。
そこで、考えぬいておととしの秋に三段ゲージを購入し、そこでの生活を始め
徐々にみぞれにとっての安全、安心、おちつく囲いのある日の当たる場所を確保できるようになりました。
血尿がなくなり、頻尿もへり、おしっこの漏らしも全くなくなりました。
ただ、食べたものを吐く。という状況は悪化していったんです。
最後は牛乳やヨーグルトまでも・・・
吐き癖っていうものもあったと思います。
偏食のひどかったみぞれさん、
今では、気持ちよく何でも食べ、ウンチもちゃんと出るようになりました。
保存料のない人間が食べてもいいものは猫にとっていいものだという証拠ですね。
ゲージから出れるようになったのは、
お腹がすいた勢いでキッチンにいる私の所に来たのが最初です。
それまで、ゲージから呼びつけて、「なでろー」だの「おやつー」だの要求してたんですが
なでろーに関して、呼ばれたら一度は行ってあげる。
ただし、いい子いい子してあげてる時少しでも爪をたてたり、ガブッてしたら
「あ、そう!」って二度としない、
どんなに呼んでも
「いい子してほしいなら、こっち来なさい」って無視。
ゲージで落ち着く前は、無視するとおしっこしてたんですよ。
それが、しなくなったんです。
そして、やっと最近自ら気が向くと外にでるようになりました。
(ただし、銀杏が近付かないよう注意してます)
全部いっきに良くはなりませんが、私も学習し、みぞれも学習し
すこーしずつ前に進んでます。
おばあちゃん猫になってしまいましたが、
少しでも快適に、気持ちよく暮らすために彼女も頑張ったんだと思います。
きっと、これからも少しずつまた何か変わるでしょう。
色んな事通じあえるようになり、
死ぬまでに、「かぁちゃん!」って人間の言葉で言うんじゃないかって時々思います。^^
今日はこの子「みぞれさん」の進捗状況を報告します
みぞれさん・・・ゲージ暮らしを始め1年以上がすぎ、
やっと最近自発的にキッチンカウンターまで来ることができるようになりました
あと・・・なんと全く吐かなくなりました!(ノω・、) ウゥ・・
とにかく、吐いて、吐いて、
吐いてるうちに貧血で倒れることもあるほどで、パタンと倒れるんです。
病院に連れて行っても、食事をどんなに取り寄せて替えてもダメでした。
そして痩せていく・・・
そんな切羽詰まった状況で始めたのが「手作りごはん」
最初は、それでも固形物があれば吐いてました。
どんなにクタクタに煮た野菜でも・・・
今はこれで大丈夫
この日のメニューは
左は、鶏肉の胸肉を半生でさっと湯がいてフードプロセッサーにかけたものに
野菜(これは小松菜、人参、さつまいも、を煮たの)と
おからとひじきを鶏肉を茹でたスープにほんの少し本だしを入れ
卵の黄身と桜エビの干し物を炒ってフードプロセッサーで細かくしたのを鶏肉に混ぜたごはんです。
右はぶりのアラを水煮にして、フライパンで炒ったフレーク(味付けなし)
固形物っぽいのでは
鳥のひき肉でシイタケと豆腐といんげんとニンジンのハンバーグも食べれれます。
とにかく、野菜も植物性のタンパク質も、炭水化物(いも類)も必ず入れています。
毛玉をたまーに吐く程度で、食べたものを吐くことはなくなりました^^
そして、何気に元気がでてきて、ウンチもちゃんと出るようになり、
お外にもこうやって出るようになりました
ただ、この関節のグニャグニャはまだまだです・・・
みぞれさんは2歳半まで一人っ子で、その頃弟も一緒に住んでましたので
もう、猫っ可愛がりが競争で、どんどん我儘な女になっていってしまいました。
日中はみんな仕事にでかけ一人ぼっち
その埋め合わせをするように、にゃーと鳴けば、「どうしたの?何してほしいの?」と
とにかく一人で可哀想だったから・・・とマンションの廊下に散歩まで連れ出し
要求することを三人の大人がかわるがわるするということなんかしちゃってダメ飼い主丸出し!
その上、この子はどうやら賢い子だったらしく
どうも、どうすれば人を操れれるかを学習してしまいました・・・
気がついたときは手遅れ・・・凶暴化もしてきたんです
一歳ぐらいでヤバイ!とようやく気がつく始末。とほほ・・・
みぞれが凶暴猫になる大きな事がこの頃実はありました。
当時行ってた動物病院で避妊手術をするために預けたんですが
そこから帰って来てからがもう、ひっかく、噛みつく、大声でわめく、おびえる。
旦那と「この子いったい病院で何されたんだろう・・・まるでレイプにあった女の子みたい」
っていう事があり、どうやっても神経質な部分が引いていかない。
血尿、頻尿が少しずつ悪化・・・(そのあと二度とそこの病院は行かなくなりました。)
凶暴すぎて病院に連れて行っても診察を断られる始末。
そして、自分の要求を受け入れてもらうためにアリとあらゆる事をやるようになってしまったんです。
深夜だろうが早朝だろうがおかまいなし!
叱っても、無視しても全くだめ!
逆に、叱ったり知らん顔するとおしっこをする
扉をガタガタ音をされ気を引く
金属の玄関ポストに爪をたてキィーーーーとひっかくか、バンバン叩く、騒ぐ、
果ては胸の上に乗っておしっこをする・・・
特に散歩に行きたいと、30分散歩してもまた行きたいと、玄関に行って騒ぎその場におしっこ・・
一時玄関はペットシートに埋もれてました。
猫は子どものころから飼っていたので
正直なところこんなに手間がかかる子になるなんて思ってもいませんでした。
いや、どんなに甘やかしても人間を操作する猫なんていませんでしたし・・・
叱って凶暴化する子もいませんでした
そして、2歳半過ぎたころにフィガロがやってきました。
そこで変化がありました。
玄関でおしっこをすることがなくなったんです
たぶん玄関でおしっこをすると私が「だめでしょ!」と怒る、
それを見てフィガロが追っかけまわすようになったのが原因ではないかと思います。
やはりどんなに凶暴であっても男の子が本気で怒ると負けるんです。
そんなこともあり、社会性という意味でちょっと学習できるようになりました。
なにより、私を一人占めできないということも学び、
操作することや無茶な要求することも減ってゆきました。
夜の散歩ももうしないと決めると、玄関で騒ぎだすみぞれにフィガロが走っていく、
するともう意識が別のところに行き、そのうち散歩も忘れる。という結果が生まれました。
寂しくないけどちょっとうっとおしいフィガロとの
微妙な立ち位置でバランスを保って生活してました。
ところが、8歳を過ぎ
銀杏を拾ってから、みぞれの受難の日が始まりました。
なぜか、みぞれは銀杏が大っきらい!(すずは割合大丈夫)
なのに追っかけられる、それが嫌で嫌で
それからというもの、マンションの中央にある日の当らない本棚から降りなくなってしまったんです。
もともとフィガロともそんなに仲がいい訳でなく距離感もっていた関係
そんな生活に土足で踏みいられたってところでしょうか
一匹ならなんとかかわせるが、二匹は無理!
と、孤独な生活が始まってしまいました。
嫌がれば面白がる男の子。嫌だ嫌だと怒るみぞれを銀は興味深々。
すずりみたいにつっかかっていけば銀杏も何もしないのにギャーギャーいうから面白がる・・・
一気に血尿の悪化・・・頻尿・・・怒ると興奮してのおしっこの漏らし&拒絶行為としてのおしっこ
そして、何を食べても吐く、一歩たりとも動かない
保護用のゲージに入れると、同じ目線にいる猫たちが気に入らないのでまたおしっこと絶叫。
そこで、考えぬいておととしの秋に三段ゲージを購入し、そこでの生活を始め
徐々にみぞれにとっての安全、安心、おちつく囲いのある日の当たる場所を確保できるようになりました。
血尿がなくなり、頻尿もへり、おしっこの漏らしも全くなくなりました。
ただ、食べたものを吐く。という状況は悪化していったんです。
最後は牛乳やヨーグルトまでも・・・
吐き癖っていうものもあったと思います。
偏食のひどかったみぞれさん、
今では、気持ちよく何でも食べ、ウンチもちゃんと出るようになりました。
保存料のない人間が食べてもいいものは猫にとっていいものだという証拠ですね。
ゲージから出れるようになったのは、
お腹がすいた勢いでキッチンにいる私の所に来たのが最初です。
それまで、ゲージから呼びつけて、「なでろー」だの「おやつー」だの要求してたんですが
なでろーに関して、呼ばれたら一度は行ってあげる。
ただし、いい子いい子してあげてる時少しでも爪をたてたり、ガブッてしたら
「あ、そう!」って二度としない、
どんなに呼んでも
「いい子してほしいなら、こっち来なさい」って無視。
ゲージで落ち着く前は、無視するとおしっこしてたんですよ。
それが、しなくなったんです。
そして、やっと最近自ら気が向くと外にでるようになりました。
(ただし、銀杏が近付かないよう注意してます)
全部いっきに良くはなりませんが、私も学習し、みぞれも学習し
すこーしずつ前に進んでます。
おばあちゃん猫になってしまいましたが、
少しでも快適に、気持ちよく暮らすために彼女も頑張ったんだと思います。
きっと、これからも少しずつまた何か変わるでしょう。
色んな事通じあえるようになり、
死ぬまでに、「かぁちゃん!」って人間の言葉で言うんじゃないかって時々思います。^^
by metothemoon
| 2012-01-22 01:23
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